にがりのすすめ

寒さで身体が縮こまるこの時期は、肩こりや腰痛が悪化しやすい時期でもあります。
身体のこわばりは適度な運動やストレッチをしたり、温めておくことで緩和できますが、なかなか継続できないもの。そんな方におすすめしたいアイテムが「にがり」です。
にがりは塩を作るときに出る副産物ですが、主成分は塩化マグネシウム。食品添加物として豆腐を固めるためにも使われています。
にがりに含まれるマグネシウムは吸収されやすいため、マグネシウム不足を補う効果が高く、こむら返り、まぶたがぴくぴくする、肩こり、腰痛、頭痛、生理痛など、筋肉の緊張や痙攣を伴う症状の改善に役立ちます。
エネルギー生産や神経伝達に必要なマグネシウムが不足すると、筋肉がつったり、凝ったりして、身体が固くなってしまうんです。
それだけでなく、関節の炎症、高血圧、糖尿病、慢性疲労、皮膚のトラブルなども、マグネシウム不足が関係しています。
精白された食品にはほとんど含まれないこと、油分の多い食事で吸収が阻害されることなどから、現代人はマグネシウム不足になりやすいのです。
このように重要なマグネシウムを手軽に補える「にがり」の活用法をご紹介します。
にがりの活用法
飲み物に数滴たらす
入れすぎると苦くなるので注意してください。
ご飯を炊くときに入れる
米5合に対して小さじ1杯くらいが目安です。
料理に入れる
にがりがあくを引き出し味を染み込ませ、煮崩れを防ぎます。
肌に直接塗る
強ばっているところに塗ります。ヒリヒリする場合は水で適度に薄めます。
歯磨き粉にたらす
歯磨き粉に数滴たらすか、にがりだけで磨いても殺菌効果があります。
マグネシウム温浴
にがり液をお風呂に入れてもいいのですが、コスパ的にはマグネシウム粉末を使ったほうがお得。入浴用のマグネシウムは、塩化マグネシウムの粉末やエプソムソルト(硫酸マグネシウム)が市販されています。お風呂に1~2つかみ入れて入ると温まり方が違います。マグネシウムは経皮吸収されるため、温まりながら皮膚から浸透し、コリをほぐしてくれます。
院長おすすめのにがり
にがりはスーパーの塩売り場で、小さいボトルに入ったものを買うことができますが、我が家ではたくさん使うので、この商品をネット注文しています(亀山堂 赤いにがり)。使い始めたころ明らかに体調が良くなる体験がありました。腐るものじゃないので、1リットルあればかなり長持ちしますよ。1滴ずつ垂らせる化粧水用のボトルに詰め替えて使っています。
【はりきゅう丙辰堂便り2月号 2023.2 『特集 にがりのすすめ』