秋の風邪とビタミンC

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秋は肺を病みやすい

まだ少し残暑がありますが、季節はしっかり秋に入ってきましたね。秋は乾燥しやすく、のどや鼻などの粘膜を傷めやすい季節です。(今日は蒸し暑いですが・・)

喉や鼻が乾燥すると、ウイルスに入り込まれやすくなるため、風邪をひきやすくなります。東洋医学的にも、秋は肺の病変(喉・鼻の症状を含む)が起こりやすいと言われています。

 

のどの周りにはたくさんの免疫細胞が集まり、ウイルスの侵入を防いでいますが、乾燥した空気で粘膜が乾くとその働きが落ちてしまうのです。そのため、マスクをしたり室内では加湿器をかけたり、乾燥対策が有効となりますが、同時に免疫力を高めるビタミンCの摂取をすすめています。

ビタミンCサプリメント

ビタミンCには免疫細胞を活性化する働きがありますが、食品からはなかなか十分な量を摂ることが出来ません。積極的な効果を期待するなら、市販のビタミンCサプリメントを使うとよいと思います。

天然が良いからと高価なものを勧める人もいますが、ブドウ糖を材料に作られるビタミンCは製造方法が確立しており、安価に大量に作ることが出来るようです。

ビタミンC(L-アスコルビン酸)である限り効果に違いはありませんから、安価なカプセルやタブレットのサプリメントで問題ないでしょう。海外の製品より日本のメーカーのものがカプセルが小さくて飲みやすいです。

ただし、細胞への取り込みがブドウ糖と拮抗するので、C1000○○のようなビタミンCドリンクや、飴などは避けた方がよいと思います。

ビタミンC摂取の目安量は?

サプリメントの目安量としては、1回500~1000mgを3回に分けて(合計1500~3000mg/日程度)飲むことを勧めています。

副作用としては大量服用で下痢をする他、胃の弱い人は胃のムカつきが出ることがあります。その場合は食後に飲むようにするか、量を減らせば大丈夫なことが多いです。

ビタミンCは水溶性のため、飲んでから4時間ほどで尿から排泄されてしまいます。だから無駄だという話もありますが、そうではありません。一度にまとめて飲まず、小分けに飲むことで血中ビタミンC濃度を持続的に高めることができ、効果を得やすくなります。

ビタミンCは免疫力を高めるだけではなく、骨や関節や背骨の椎間板、アキレス腱などの腱や靭帯、筋肉を包む筋膜、血管や皮膚などに弾力を与える『コラーゲン繊維』の材料でもあります。

日常的に摂取することで、これらの組織すべてを強くすることが出来ますから、鍼灸院の患者さんには一押しのビタミンです。