ぎっくり腰の予防法 まとめ

- update更新日 : 2023年01月24日
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ぎっくり腰 クマ

ぎっくり腰にならないために

ぎっくり腰になる直前は、多くの場合、腰の筋肉に疲労が溜まって固まっています。そのため予防法は疲労を溜めないようにして、柔らかい状態を維持すること。

とはいえ、日常生活で疲れはたまるものですから、日々のメンテナンスが大切です。具体的には、温める、ストレッチ、運動、栄養の充実などが確実な方法です。

温める

お風呂 ネコ

お風呂は湯船に浸かり、しっかり温まる。腰に疲れを感じたらホッカイロを貼っておきます。

ストレッチ

ストレッチ ネコ

ストレッチは気持ちいい程度のよ強さで。ぐいぐいと力ずくで伸ばすのは逆効果です。

運動

運動 ネコ

冬は汗をかくと風邪をひきやすくなりますので、軽い運動にとどめます。

栄養

栄養 ネコ

また、筋肉のコリは乳酸がたまった状態ですから、甘いものを控え、ビタミンB、鉄、マグネシウムなどの栄養素を十分に摂ると、乳酸の蓄積を防ぐことができます。

 

ぎっくり腰になってしまったら…

ぎっくり腰はちょっとしたことがきっかけで発症するため、なかなか完全には防げません。

ギクッとなってしまったらまず、楽な姿勢で安静が基本です。ごく軽度であれば、半日安静にして落ち着くこともあります。

動けないほどひどい場合は、強い痛みが引くまで数日は安静に過ごしてください。

安静 ネコ

炎症の強い時期が終わり、痛みが鈍痛になってきたら、少しずつ動かして筋肉のこわばりを弛めていきます。

一般的に炎症は冷やす人が多いようですが、実際は温めたほうが早く治ります。

鍼灸でも基本はあたためる治療をします。治療で治るプロセスが促進され、短期間で経過すると考えてください

【はりきゅう丙辰堂便り1月号 2023.1 『特集 ぎっくり腰』より】