眠りを良くするツボ 失眠(しつみん)
眠りを良くするツボ『失眠』
足の裏、かかとの真ん中に、不眠治療によく使われる有名な『失眠』というツボがあります。
昔ながらの方法では、米粒大によったもぐさを熱さを感じるまで何十壮とすえます。現代ではもう少しソフトな刺激法が好まれますが、のぼせを改善し気を下げるので、不眠に限らず深くよく眠れるようになります。
自分で刺激をする時もおすすめはお灸。熱さを感じにくい所なので、市販の台座灸の一番熱いものを使います。お灸をするときは、出来ればうつぶせで両足一度にすえます。2~3壮を目安に、熱さを感じなければ追加して下さい。
もっと気軽に!ふくらはぎマッサージ
ふくらはぎを揉んだことはありますか?
お灸は確かに気持ちがいいし効果もあるんですが、難点はちょっと面倒くさいこと。そこで手軽に不眠対策をするなら、ふくらはぎマッサージがおすすめ。
ここを揉みほぐすと、驚くほどよく眠れます。ふくらはぎを揉むときは、両手の親指を重ね合わせ、ゆっくり、深く。ふくらはぎの外側、真ん中、内側の3つのラインを意識して、揉みます。そして忘れちゃいけないのが足首とかかとまわりをほぐすこと。こわ張りやすいアキレス腱も、しっかりほぐしてくださいね。
ふくらはぎマッサージは自分でもできますが、布団に寝転んで誰かに揉んでもらえると、寝落ちしてしまうほどの安眠効果があります。揉んであげる時には、気持ちの良い強さを心掛けて下さい。
【ニュースレター4月号 2022.4 『今月のツボ』『ふくらはぎマッサージ』より】