納豆のすすめ

- update更新日 : 2023年01月24日
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納豆

血流を良くする発酵食品

納豆

大豆を納豆菌で発酵させた納豆は、大豆のまま食べるよりも栄養価が高まり健康効果が高い食材。日常的に食べることをお勧めしています。

一般に知られている納豆のメリットは次のようなものです。

〇 血栓を防ぎ血流を改善する
〇 出血を防ぐ
〇 骨を丈夫にする
〇 石灰化を防ぐ
〇 免疫力を高める
〇 腸内環境を整える
〇 胎児や子供の成長を促す

納豆特有の成分として「ナットウキナーゼ」が知られていますが、血栓(血の塊)を溶かし血流を良くする作用があると言われています。

 

また、納豆にはビタミンKが多く、出血を防ぎ、骨を強くし、免疫力を高めてくれます。
生まれたばかりの赤ちゃんにK₂シロップを飲ませるのは、ビタミンKの欠乏があると脳出血を起こすリスクがあるため。ビタミンKは腸内細菌によっても作られるため、新生児は欠乏しやすいと考えられているからです。

赤ちゃんの顔

また、妊娠初期にビタミンKが不足すると、胎児の頭蓋骨の発育に影響して、将来歯並びが悪くなると言われています。納豆には妊娠初期に重要とされる葉酸も多いので、妊娠中や妊活中の女性は納豆をたべるといいでしょう。

妊婦の女性

納豆にはそのほか、細胞膜や脳神経の材料となるレシチン、ホルモン分泌を助け老化を防ぐビタミンE、エネルギーを生み出すビタミンBなどが豊富に含まれています。もちろん大豆製品なので、高たんぱく食品でもあります。

納豆菌は腸内の善玉菌を増やすと言われていますが、それとともに食物繊維が腸内細菌のエサになりますから、腸内フローラを健全に保つ効果も期待できます。

※血液をサラサラにするする薬「ワーファリン」飲んでる人が納豆をたくさん食べると、薬の作用を邪魔してしまう恐れがあります。食べすぎは控えてください。