疲れ目の鍼灸治療
鍼灸で疲れ目を解消する
鍼灸は、疲れ目や眼精疲労によく効きます。患者さん多くが、治療後に目がすっきりして視界が明るくなるとおっしゃいます。
現代人の生活は視覚情報に頼っている部分が大きいので、日頃から目を酷使している方はとても多いのです。パソコンやスマホを長時間を見続けると、目や周囲の筋肉が強ばってしまい、血液循環が悪くなるので疲労が蓄積されます。これが、慢性的な疲れ目を引き起こしています。
疲れ目に効果のあるツボ
疲れ目、眼精疲労を解消するには、まず目のまわりの筋肉を緩め、血流を促進することが大切です。
鍼灸で晴明(せいめい)、攅竹(さんちく)、太陽(たいよう)、四白(しはく)などの、疲れ目に効果のあるツボを使うと、目の血流が即効的に改善します。筋肉がゆるみ、血流が良くなると、目の周辺に溜まっていた老廃物の排泄がされて、細胞が活性化してきます。
その結果として視界が明るくなり、目の重さや痛みが無くなり、頭や首、肩などに感じていた疲れまですっきりと改善されてくるのです。
目の周りだけを治療してもダメ
疲れ目の治療と言っても、当院では目の周りだけに鍼をするわけではありません。目の周囲のツボだけでもかなり疲れを解消できるのですが、合わせて全身的な施術を行うことで、効果を高めることが出来ます。
また、目が疲れると、同時にこわばってくる場所があります。それは頭、首、肩、背中などです。目の疲れと同時に、これらの部位に生じるコリを解消していくと、効果が非常に高まります。
東洋医学では、目を酷使すると血液を消耗すると言います。それは肝臓の負担になり、ストレス性の症状を引き起こすことがあります。ですから、肝臓を活性化したりストレスを軽減するツボを併用し、全身的なバランスを整える施術をしていきます。
定期的なメンテナンスの重要性
現代人は仕事でもプライベートでも、パソコンやスマホの画面を長時間見続ける生活をしています。ですから、目がまったく疲れないというの現実的に難しいでしょう。
長期間、目の疲れを放置していると、視力低下、頭痛、肩こり、自律神経失調など、さまざまな不調を引き起こしかねません。ですから目を酷使せざるを得ない方は、定期的に疲れを解消する必要があります。
疲れ目を解消する鍼灸で、定期的にメンテナンスしていると、疲労の蓄積を防ぎ、目の健康を守ることができるのです。
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