消化力を高めるツボ 足三里(あしさんり)
江戸時代の旅人が灸を据えていたツボ、足三里。足の疲れを取るだけでなく、旅先での食あたりを防ぐための、昔の旅には欠かせないツボだったそうです。
足三里のツボは足の外側にあります。ひざのお皿の下に手を当て、指4本分下がった所で、向こうずねの外側。触ると少し凹んでいて、押すとズーンと響きます。
胃腸の弱い人は、毎日足三里にお灸や指圧、足三里を中心に足をマッサージをすると、胃腸が活発に動き、消化能力が高まります。続けていけば、お肉や卵を消化する助けになるはず。
さらに腸内環境を整えることで免疫力UP、ツボ刺激で血行改善して足もすっきり。一石三鳥の万能ツボです。
【はりきゅう丙辰堂便り11月号 2022.11 『今月のツボ』より】