「あと腐れ」ないギックリ腰治療

腰に湿布を貼る女性

ぎっくり腰月間

年末年始はぎっくり腰の患者さんが頻繁に来院されます。

12月に入ってからは、ほとんど毎日ぎっくり腰治療をしています。

寒くなって身体が縮こまる上に、生活のリズムが乱れやすいからだと思います。

今日も昼頃に、駆け込みの方が来ました。

一回で治る!?

今日来院した方は鍼灸が初めて。いつも行ってる接骨院でマッサージうけても良くならないので、うちに来たということでした。

聞けば、ゴルフ仲間のぎっくり腰が、鍼灸で一回で治ったと聞いたのだそうです。

「また一回でとか、やめてほしい・・・」と思いながら身体診察をし、バリバリに張っていた腰の筋肉と、ついでに首肩とふくらはぎを緩めました。

施術後に「どうですか~?」と聞くと、痛みが1/10に軽減しているとのこと。

ゼロにはなりませんでしたが、まぁ、期待値に近い効果を出せたようです。

治療後に「痛みが取れても、まだ治ってませんよ。早めにあと2回くれば、ほぼ完全に治りますよ」そうお伝えして終わりました。

傷が治るためにかかる時間

当院では、急性のぎっくり腰治療の多くが、3~5回くらいで終わります。(ただし、自分で来院できるレベルの場合)

初めの1~3回でほぼ痛みが無くなり、探ると残っているシコリや違和感を、もう1~2回の施術で完全に解消していくような感じです。

ぎっくり腰と呼ばれる症状の多くは、腰の筋肉や関節に炎症が起こっています。

炎症=痛めているわけですから、どんなに上手く鍼を打とうとも、傷が治るには、最低1週間くらいかかるのです。

激しい痛みや筋肉の強ばりは、傷に対する防御反応ですから、ちゃんと意味があります。

それでも鍼灸で筋肉を弛めて組織内圧を抜いてやると、炎症も鎮まりやすく、傷も早く治ります。

そして、数回続けて施術するとくすぶっている炎症や、残っている強ばりを解消することができ「あと腐れ」なく、ぎっくり腰を治すことができるのです。

※施術の効果には個人差があります

一回で治った!の意味

以前は、初回で1/10まで痛みが取れたら「1週間様子を見て、痛みが残るようならまた来てください」と言っていました。

それが良心的だと思って。

そうすると、ほどんどの人が来ない。

それを「1回で治せた」と思っていたのですが、同じ人が、半年~数年経ってまたぎっくり腰になって来るんです。

また1回で治してもらいに。

そうして回数を経るごとに腰の状態はだんだん悪くなり、治りにくくなっていきました。

1回で治る、というのは、おそらくそういうことです。

痛みは取れても、まだ完全に治っているわけではありません。

ぎっくり腰をあと腐れなく治すには

ぎっくり腰は、腰の筋肉や関節が傷ついています。要するに、怪我をしています。

ですから完全に治る前に治療を中止すると、ぎっくり腰の後遺症ともいえる状態が続き、再発しやすくなってしまい、年月を経過するうちにどんどん状態が悪くなってきます。

なので最近は「1回で治せなくてごめんなさい」と言いながら、最低数回は通ってもらい、腰の異常がリセットされるまで治療することにしています。

もちろん、慢性腰痛の治療には、もう少し長い期間かかります。

ちなみに、自分で動けないくらい重症の人が担ぎ込まれてきたら、必ずしもこうスムーズにはいきません。

症状がひどい時は安静がいちばんなので、多少は動けるようになるまで、寝ているに限ります。

なんとか自分で歩ける程度まで落ち着いたら、ご来院ください。

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