疲れ目の鍼灸治療

頭痛の女性2

鍼灸で疲れ目を解消する

鍼灸は、疲れ目や眼精疲労によく効きます。多くの方が、治療後に目がすっきりして視界が明るくなるとおっしゃいます。

現代人のライフスタイルは、視覚情報にたよっているので、日頃から目を酷使している方がとても多いです。パソコンやスマホを長時間を見続けると、目や周囲の筋肉が強ばってしまい、血液循環が悪くなるので疲労が蓄積されてきます。これが、疲れ目を引き起こしています。

疲れ目に効果のあるツボ

疲れ目、眼精疲労を解消するには、まず目のまわりの筋肉を緩め、血液循環を促進することです。晴明(せいめい)、攅竹(さんちく)、太陽(たいよう)、四白(しはく)などの、疲れ目に効果のあるツボを使うと、目とその周囲の血液循環が即効的に改善します。筋肉がゆるみ、血液循環が良くなると、目の周辺に蓄積していた老廃物の排泄がすすみ、細胞が活性化してきます。その結果、視界が明るくなり、辛い重さや痛みが無くなり、頭部や首肩などに感じていた疲れまですっきりと改善されてくるのです。

疲れ目から波及する症状

疲れ目の治療と言っても、当院では目の周りだけに鍼をするわけではありません。目の周囲のツボだけでもかなり疲れを解消できるのですが、それと合わせて全身的な施術を行うことで、体調全般を整え、効果を高めるとともに良い状態が持続しやすくなります。また、目が疲れると同時に緊張してくる部位があります。それは側頭部、後頭部、首、肩、背中など。目の疲れと同時に、これらの部位に生じるコリや痛み、不調を同時に解消していくので効果が高まるのです。

東洋医学では、目を酷使すると血液を消耗すると言います。それは肝臓の負担になり、肝臓関係の症状やストレス性の症状を引き起こすことがあります。ですから、肝臓を活性化したりストレスを軽減するツボを併用し、全身的にアンバランスな状態に陥らないように施術していきます。

定期的なメンテナンスのすすめ

現代人は仕事でもプライベートでも、パソコンやスマホの画面を長時間見る生活が普通です。このような場合、目がまったく疲れないということは現実的に難しいでしょう。長期的に疲れを放置していると、視力低下、頭痛、肩こり、それに伴う自律神経失調など、さまざまな不調を引き起こしかねません。ですから目を酷使せざるを得ない方は、定期的に鍼灸で溜まった疲れを解消することをお勧めします。定期的なメンテナンスによって疲労の蓄積を防ぎ、目を守ると同時に心身全体の健康を守ることができます。