頭痛の鍼灸治療

頭痛の女性5

このような頭痛の症状でお悩みではありませんか?

  • 繰り返し起こる頭痛に悩まされている
  • 頭が痛くて何もできない
  • スマホを見ると目の奥が痛くなって頭痛がしてくる
  • 頭がズキズキと痛み、吐き気がしてくる
  • 頭全体が締め付けられるように痛い

頭に手を当てる女性

頭痛に悩む日本人は非常に多いです。それには体質傾向や、ストレスの多い生活環境が原因しています。

頭痛には、大きく3つのタイプがあります。

  1. 緊張型頭痛
  2. 片頭痛
  3. 群発頭痛

この3つが多いのですが、どのタイプの頭痛も、鍼灸の施術で改善することが出来ます。

頭痛の原因

前向きな気持ちの女性

頭痛の原因は、過労やストレス、自律神経の不調など様々です。しかし直接的には、首や頭部の筋肉の緊張が関係しています。そして、筋肉の緊張を上手く弛めることが出来れば、頭痛のほとんどを改善できます。

緊張型の頭痛は、後頭部や首の後ろ側の筋肉が強く緊張し、血管や神経を圧迫することで起こっています。片頭痛は首と頭の側面の動脈が、群発頭痛は首と頭の側面の静脈が、それぞれ圧迫されて起こっていると、当院では考えています。実際に、首や頭の緊張を鍼灸施術で弛めると、多くの方が短期間で楽になっているからです。

ただし一部の頭痛は脳内の出血、ウイルスによる炎症、脳腫瘍などが原因していることがあります。特に、「手足の麻痺や言葉が出にくい」等の症状があったり、「これまでに経験したことがないような激しい痛み」が現れたような場合は、すぐに病院を受診してください。

病院で深刻な問題はないと診断されている頭痛であれば、多くは筋肉の緊張や自律神経の不調が原因であり、鍼灸施術で改善することができます。

緊張型の頭痛

肩に鍼を刺している女性

首肩の過度な緊張によって起こる緊張型の頭痛は最も頻繁にみられ、治す方法が見つからずに困っている人がとても多い症状です。

当院で患者様を施術している実感として、首肩の強いこりにが原因とな緊張型頭痛は、とても治りやすい症状の一つだと感じています。何故なら、筋肉の緊張を弛めれば痛みがなくなるからです。

日常生活に難しい問題を抱えてないかぎり、ほとんどの方が大幅に改善、または完治しています。症状の酷い人でも、10年以上の長期間にわたって患っている人でも、あまり関係ないようです。

片頭痛と群発頭痛

片頭痛に困る女性

緊張型頭痛の他に多い頭痛は、片頭痛群発頭痛と呼ばれるタイプです。どちらの頭痛も首や頭の側面の筋肉が緊張し、血管を圧迫して起こります。片頭痛は首や頭の動脈が圧迫されて起こるため、ズキズキとした拍動性の痛みが起こります。群発頭痛は首や頭の静脈が圧迫されて、痛みが生じているようです。

片頭痛は女性に多い症状で、月に1~2回程度の頭痛発作が、1~数日続きます。一方、群発頭痛は男性に多く、一年のうちで1~2か月、ひどい頭痛が続くのが特徴です。

どちらのタイプの頭痛も、血管を圧迫している筋肉の緊張を弛めれば楽になることが多いです。ただし、自律神経が乱れて緊張が強い場合は、自律神経のバランスを整えてリラックスした状態が定着するように誘導する必要がありますから、効果が安定してくるにはある程度の期間がかかります。

当院での頭痛治療

笑顔で子どもを抱き上げる女性

当院の頭痛治療は、始めの数回は週一程回程度の頻度で施術を行い、症状の改善に合わせて施術間隔を空けていきます。2週間に~3週間に一度くらいのペースで首の緊張を弛め、良い状態を保ちながら自律神経のバランスを整えていきます。

ほとんどの方はそれで改善しますが、多かれ少なかれ体質の改善や、筋肉に染みついた緊張グゼを解する必要があるので、痛みのない状態が安定するまでには多少の時間がかかります。

それでも、治療を継続して頭痛がまったく改善しない人はほとんどいません。続けて治療を受けることが出来れば、多くの方が3ヶ月程度で生活に支障ないレベルまで改善しています。

ストレスに強い状態を作る

ジョギングする女性

頭痛が生じるような過度な筋緊張は、日常のストレスが原因していることも多いです。でも、ストレスはなくせるものではありません。できる範囲での生活習慣の改善など行いながら、ストレスの影響を受けにくい体質を作っていく必要があるでしょう。ストレスを消すより「ストレスに強い状態」を作るという発想が、現実的だと思います。

ただし、長い期間かけてできた首のコリは、生活習慣を変えてもなかなか弛みません。本来柔軟なはずの筋肉が、固いシコリのようになってしまい、ストレッチしても、お風呂で温めても、弛まない状態になっているからです。そのような異常なコリ、頑固な筋肉の緊張を短期間に解消し、正常化するためには、鍼が最も効果がある治療法だと思います。

とはいえ、生活習慣はなかなか変えられないこともあります。仕事が忙しかったり、不規則な生活をせざるを得ないこともあります。そのような場合でも、定期的に鍼灸を受けてメンテナンスを行っていると、頭痛の症状がほぼ出ないような状態を保つことが出来るので、ご安心ください。

首のコリを弛めるには鍼灸が最適

ほとんどの頭痛は、首や頭の筋肉が緊張し、血管や神経を圧迫することで起こります。ですから鍼灸に限らず、首や頭部の緊張を弛める方法があれば治るはずです。しかし、マッサージや整体などあちこち放浪しても一向に効果なく、痛み止めを常用しているような人が頻繁に来院しています。当院では、そのような方でも短期間で改善している例が多いことから、鍼灸は特に頭痛の治療法として効果が高いと実感しています。

首に強いコリ・緊張があると、頭痛などの痛みだけではなく、何とも言えない不快感や、めまい、のぼせなどの自律神経症状が出ることがあります。また、イライラや不安などの精神症状など、かなり不快な自覚症状の原因となります。首のコリによって起こるこのような症状も、鍼灸なら、わりと簡単に改善すことが出来ます。

安心する女性

首に鍼を打つと言えば怖く感じる人も多いと思いますが、首、特に後頭部は筋肉の層が深いので、安全に鍼治療をできる部位です。実際の施術は、細い鍼を使って筋肉の緊張を緩めるだけですから、専門家がやればさほど危険もありません。背骨の中にある、脊髄(=中枢神経)は、非常に丈夫な結合組織で守られていますから、よほど太い鍼で強引な施術をするような無茶をしなければ、神経を損傷するリスクもありません。

鍼灸による首の治療は、頸椎の事故が多いカイロや整体などより、むしろ安全な治療法なのです。(※ただし、あまりハードな治療をする鍼灸院は避けた方がいいかもしれません)当院では国産で品質の確かなディスポーザブル(使い捨て)鍼のみを使用しているので、ご安心ください。

首コリは現代病

鍼灸臨床を行っていると、後頭部にある後頭下筋群や、首の側面にある斜角筋などの筋肉に異常な緊張=コリを持っている人が多くいらっしゃいます。。このような筋肉のコリが慢性化すると、骨のように硬いシコリ状になってしまうこともあります。

シコリのように硬くなった筋肉は、ストレッチしてもマッサージしても弛みません。首や肩にシコリがあると、頭部や肩~背中にかけての動きや、血液循環が悪くなり、細胞が悲鳴をあげて痛みが発生してしまうのです。

その原因としては、パソコンやスマホの使用、運動不足、ストレスなど、現代人が生活してる環境があります。そのすべてを避けることは現実的に難しいですから、日頃の適切なケアが大切になります。

緊張型頭痛の症例

頭痛の男性

当院での、緊張型頭痛の治癒例をご紹介します。ある40代の男性は、ほぼ毎日、頭を締め付けられるような痛みに悩まされていました。来院した時は、とても疲れ切ったご様子でした。

頭全体が締め付けられるように痛くなるタイプの頭痛を緊張型頭痛と呼んでいますが、鍼灸は特に緊張型頭痛の改善に有効で、即効的な効果があることが多いです。この患者さんの場合も、一度の施術で頭痛が消え、はっきりとした効果を感じていただくことができました。

しかし、はじめのうちは疲れがたまってくる週末になると痛み戻ってきました。10年という長い年月続いた頭痛ですから、そう簡単に完治するわけではありませんが、週に一度の施術を約3カ月継続していただいた結果、仕事でかなりハードな日が続いても症状が全く出ないくらいまで改善しました。(※治療効果には個人差があります。)

緊張型の頭痛は治りやすい

緊張型頭痛の場合、ただ痛みを和らげるだけなら難しいことではありません。多くの場合、鍼灸で首肩、頭部の緊張を弛めれば痛みが大幅に軽減されるか、消えてしまいます。

もちろん体質改善を行い、根本的に治すことが理想ですが、いろいろな事情から積極的な生活習慣の改善が難しい場合は、痛みが消えた後も月に1回程度の定期的なメンテナンスを行うことで、多くの場合は良い状態を保つことができます。

ただし、今までいらした頭痛の患者さんが全員治ったわけではなく、治りやすい人、治りいにくい人がいると感じています。

治りやすい人 治りにくい人

ところで、同じように施術をしても、治りやすい人と治りにくい人がいます。

治りやすい人は、頭痛の症状はありますが、お身体全体がしっかりしている人です。全体的な健康レベルが高いほど、鍼灸の施術による症状の改善が早いという現実があります。

逆に、睡眠不足、栄養不足、過度のストレスを抱えている、長期間痛み止めなどの薬を多用しているなど、様々な要因によって体の元気がなくなっている人は、治るまでにやや時間のかかる傾向があります。そのような方の頭痛を完治させるためには、コリを弛めるだけではなく体質の改善が必要です。

そして、体質改善が必要が方の頭痛は、半年~1年という時間をかけてでも、しっかり治しておいた方がいいです。なぜなら、そのままにしておくと、頭痛だけでなく、ほかの症状や病気になってしまう可能性もあるからです。頭痛そのものより、頭痛が続いているような身体の状態が問題なのです。

痛みは、身体が何らかの異常を訴えるメッセージです。そのメッセージを受けとめ、痛みを発する必要がないコンディションを作ってあげることが大切です。

片頭痛の症例

片頭痛の女性

当院での片頭痛の治癒例をご紹介します。事務系のお仕事をしている、30代女性の症例です。

この女性は、仕事で一日中パソコンを使うため、常に目の疲れ、首や肩のコリを感じていました。それに加えて、生理の前後になると決まってズキズキとした片頭痛の発作が起るので困っていました。酷い時は気持ち悪くなり、吐いてしまうこともあります。

10代から続いていた頭痛は、体質と思ってあきらめていたそうですが、肩こりの治療で当院を受診して3か月ほど定期的に通っているうちに、いつの間にか片頭痛が起こらなくなりました。

この方は首や肩に強いコリがあり、特に側頭部の筋肉が強くこわばっていました。おそらくこの筋肉の緊張が、血管を圧迫していたのだと思います。

鍼灸でその筋肉を弛め、滞っていた血液の流れを良くする施術を繰り返すうちに、首肩のコリだけでなく片頭痛まで治ってしまいました。もちろん効果には個人差がありますが、このような症例は他にも多くあります。

体質改善で頭痛が治った女性の症例

頭痛は、冷え症などの体質を改善することで自然と治ってしまうこともあります。

原因不明の頭痛が冷え性の改善で治った例をご紹介します。

ある30代の女性は、お子さんを出産後、後頭部に激しい頭痛が起こるようになりました。症状はだんだんひどくなり、一か月のうち半分以上は頭が痛くて何もできないような状態で来院されました。当院に来院するまであちこちの病院を受診しましたが、一向に改善せず、常に痛み止めが手放せないような状態でした。

初めのうちは痛み止めが効いていましたが、だんだんと効かなくなり、不安に思って来院されたのです。多くの慢性頭痛の患者さんは頭痛以外にも、肩こりや不眠など、何かしらの慢性症状を抱えているものです。しかしこの方の場合、頭痛以外の症状は一切ないとのことでした。

足先の冷え

お身体を拝見したところ、多少の育児疲れが見てとれたものの、そんなんにひどい状態には見えません。しかし一点だけ、はっきりした身体症状が出ていました。それは極端な足の冷えです。他のところに目立った異常はなく、生活習慣も特別な問題はなさそうでしたが、足先だけが非常に冷たくなっていました。この冷たさ、不思議なことにご本人は自覚していませんでした。

鍼灸治療は、お身体のバランスの乱れを調整する治療法です。バランスといっても様々ありますが、この方の場合寒熱のバランスを調整する必要がありました。足先だけが極端に冷えている場合は、まずは集中的に足を温めることで全身のバランスを整えることが出来ます。

血液循環の改善

頭痛と足先の冷えは一見関係なさそうですが、両方とも血液循環の悪さを示しています。頭部の血液循環が悪くなれば、頭の細胞が酸欠になり、血流を呼び込むために痛みを発して訴えるのです。この方には足の冷えを取る治療をして、ご自宅でも毎日足湯をしてもらったところ、短期間のうちに頭痛が改善しました。

それまで4年以上も改善することがなく、月のうち半分以上は薬が手放せないような状態でしたが、冷えを取る治療を数回行っただけで大幅に改善したのです。その後も、1年くらいは時々痛みが出ましたが、月に1度の来院を続けるうちにそれも改善していきました。

頭痛は鍼灸で治せる!

バンザイをしている女性

このように、ほとんどの頭痛は首や頭で筋肉が緊張して、血液の流れが悪くなることによって起こります。ですから治すには、その緊張、筋肉のコリを緩めてあげればいいのです。

ただし、筋肉が緊張する原因は様々で、生活習慣の他に冷え症などの体質によって起こることもあります。適切な治療のためには、その方の体質や生活に合わせたオーダーメイドの治療が必要となります。

当院では、お一人お一人に合わせた、丁寧な鍼灸治療と無理のない生活指導を行っています。頭痛は治りやすい症状ですから、悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。