灸治療について

はり・きゅう丙辰堂のお灸は、熱くない!気持ちいい!

灸治療で特におすすめな症状は、次のようなものです。

  • 手足の冷え
  • 関節の痛み
  • 長く続いている痛み
  • しびれ
  • 血行が悪くなって起こる症状
  • 内臓の冷えや血行障害

また、貧血や冷え性などの体質改善や、不妊症や生理痛など女性特有の疾患にも効果的。お灸の持つこれらの効果は、大学などの研究機関でも科学的に確かめられています。

お灸の効果

お灸は病の原因となる「冷え」を解消する効果があります。東洋医学では、多くの慢性痛の原因が「冷え」にある考えています。冷えは、慢性的に血行が悪くなった状態です。身体の働きが弱ってしまい、熱が生み出せず、冷たくなってくる。この状態が冷えなのです。

そして痛みや不調の多くは、そのような「冷えた」ところに現れます。ですから、温めて楽になるような症状の原因は、冷えと関連しています。お灸は、冷えた部分を温めて血行を良くするほか、細胞に直接エネルギーを与えることで効果を発揮しています。

お灸に使う艾(もぐさ)は、よもぎの葉を精製して作られています。よもぎのエキスには薬効があることが知られていますが、非常に生命力の強い野草です。その葉を燃やすことで、皮膚から直接エネルギーを与えるのです。

お灸によって自然界のエネルギーをもらった細胞は元気になり、新陳代謝が活発になります。冷えやコリがひどくなり、部分的に滞っていた生命活動がまた活発になります。

上質な艾の写真

東洋医学でお灸は「血の病」に用いるとされています。つまり、赤血球や白血球など血液の細胞を活性化することができるので、健康を増進し、免疫力を全般に高めることに役立つのです。ただ温めるだけなら、他にもいろいろな方法がありますが、電気などであたためるよりも、お灸の方がずっと効果があります。それは、もぐさを燃やして発生する自然なエネルギーは、身体に浸透する力が強いからです。

当院で使用しているお灸について

 

お灸は「もぐさ」をツボの上で燃やして、気血のめぐりを良くする治療法です。基本的な作用は、温熱効果と有効成分のチネオールによる薬効ですが、燃やした時の香りも自律神経を整えてくれます。

7種類のお灸

お灸にはいろいろなタイプがありますが、当院では主に、次の7種類の方法を体質や症状に合わせて、適宜使い分けています。

  1. 点灸(てんきゅう)
  2. 知熱灸(ちねつきゅう)
  3. 竹ノ輪灸(たけのわきゅう)
  4. あぶり灸
  5. 灸頭鍼(きゅうとうしん)
  6. 棒灸(ぼうきゅう)
  7. 箱灸(はこきゅう)

それぞれのお灸について、簡単にご紹介します。

点灸(てんきゅう)

点灸と呼ばれる伝統的なお灸の方法では、米粒の半分ほどの小さなもぐさを使います。この小さな艾をツボの上で燃やして、ピンポイントにツボを刺激するために使います。

膝などの関節痛や、背骨の異常、頭蓋骨の緊張を弛めるなど、多くの効果があるお灸です。艾の塊からこの小さな艾をよるには、高い技術が必要です。

知熱灸(ちねつきゅう)

知熱灸には、小指の先ほどに整えた艾を使います。知熱灸も直接皮膚にのせて使いますが、熱く感じたらすぐに取るので火傷の心配などはありません。

知熱灸は皮膚の緊張を弛めたり、皮膚にこもった熱を発散させる効果があります。肩こりや関節の痛みに効果的なお灸の方法です。

竹の輪灸(たけのわきゅう)

当院が得意とする、ちょっと特殊なお灸です。むくんだ足に使うとむくみが取れてすっきりし、疲れのたまった腰、肩、背中に使うと何とも言えない気持ちよさを感じ、コリが緩みます。これでお顔をマッサージすると、美容効果もあります。

当院では、施術前に背中全体を竹ノ輪灸でほぐし、大まかにコリを弛めるために使っています。竹ノ輪灸を行うことで、鍼の数を減らすことが出来るので、患者さんのお身体の負担も軽減できます。

あぶり灸

あぶり灸は、ピンポン玉状に丸めた艾をピンセットでつまみ、ツボや温めたい場所の近くで燃やして、あぶるように温めていくお灸の方法です。


灸頭鍼(きゅうとうしん)

灸頭鍼は、鍼を刺したまま、鍼の上でもぐさの玉を燃やしていく方法です。高い技術を必要としますが、当院では要所要所に灸頭鍼を使い、効果を上げています。鍼の効果とお灸の効果が合わさり、身体の芯までとろけるような気持ちよさがあります。

棒灸(ぼうきゅう)

棒状のもぐさを冷えた部位に固定し、10~30分ほどかけてじっくりと温めていくお灸です。

箱灸(はこきゅう)

箱灸は、専用の箱の中でもぐさを燃やして、腰や背中などの広い面積を温めるために使用します。鍼の刺激に弱い方、強い刺激に向かない方などは、体質改善のために重要な腰やお腹などの部位を箱灸でじっくり温めることで身体を活性化します。

身近に利用できるお灸

お灸は「冷え」を解消する作用が強く、しかもご家庭で使うことができます。もし「冷え」を解消することができれば、健康上の多くの問題はなくなるはずです。

当院では、ご自分で安全にできる灸法や、どのツボを使えば効果的かなど、患者さんに合わせた指導もしていますので、積極的にお灸を活用して下さい!もぐさや台座灸の院内販売もしています。(※台座灸とは…「千年灸」などの商品として市販されている、安全で使いやすいお灸です。)

<院長より一言>

長いあいだ痛みや不調で苦しんできた方は、それが治ったら何をしたいか、想像してみてください。

原因のはっきりしない慢性的な痛みは、病院で「一生治らない」と言われてしまい、あきらめてしまっている方も多いのが現実です。しかしお灸を有効に活用することによって、そのような辛い慢性症状が改善した例も少なくありません。痛みが解消すると、気持ちも前向きになり、活動的になって、より毎日を楽しめるようになります。はり・きゅう丙辰堂治療院で、そんな毎日を、今度はあなたが取り戻しましょう。